ベトナム・フーコック島にきたら、マストで食べたい新鮮なシーフード。フーコックのナイトマーケットでもおいしいシーフードが食べられるんですが、せっかくならばもっとローカル感満載で安い場所に行きたい!
という訳で向かったのは、地元民や観光客に人気の島の東側にある「ハムニン(Ham Ninh)」の桟橋の先にある水上レストラン。
しかーし、私達はびっくりする自体に出会ってしまったのです。
水上レストランがあるハムニン(Ham Ninh)の場所は?

私達はレンタルバイクを利用して、ランチを食べるために島の東側にある漁師町のハムニン(Ham Ninh)へ向かいました。
ハムニンへは、滞在していた街の中心部からはバイクで約30分ぐらい。途中にフーコック名物の胡椒畑もありました。ちなみに故障畑は島内にたくさんあってビックリ。
道はホーチミンやハノイのような混雑や渋滞はまるでなくて、のどかでゆったりとバイクで風を感じながら走るのはとっても気持ち良かったです。
ガイドブックには載っていない格安のシーフードが食べれれる

Googleマップを活用してハムニン(Ham Ninh)に到着。ここは安くておいしいシーフードが食べられる人気スポット。日本のガイドブックにはまだ載っていないけれど、地元民にまじって観光客も結構います。

ハムニン桟橋の方面に向かうと、軍の人なのか警官か立っていてその様子を呆然と見つめる人々。

ガガガガガガ〜と大きな音で、何かを取り壊している。
え?一体何が起きているの?観光客や地元民も心配そうに見ています。
イマイチ状況が掴めず、さらに前の見える位置まで進むと…
桟橋が壊されている…!!!
えーぇ?!ここ観光名所だよね。
しばらくすると桟橋が壊され、水上レストランはまだ人がいるのにそのまま渡れない状況に。
「なんて日だ!」
理由はハムニン桟橋の老朽化や不法占拠など

ベトナムのニュースにはこんな風に書かれていました。ハムニン桟橋の取り壊しには、いくつかの理由があり1つは桟橋の老朽化。桟橋の耐荷重構造を満たしていないため、安心性を確保できないという事。
2つは観光客向けのフードサービスの手配による海洋生態環境の汚染。ゴミを海にそのまま捨てていたという話しもあるみたいだし。
どうやら水上レストランの海面は不法占拠されていて、こちらも問題になり政府から取り壊しが2019年12月27日に解体をすると発表がありました。
ハムニン桟橋はなくなるの?

地元民はどうやら政府から通達があってからも、店の移転をせずに営業を続けていたよう。ちょうど私達が行った(2019/1/3)に強制的に取り壊したいうワケ。
なおハムニン桟橋は現在取り壊しされているものの、今後再建予定はあるようです。
いやほんと、ある意味凄い瞬間に立ちあってしまっワケでございます。はい。
フーコック島の観光名所桟橋の「水上レストラン」に行く方は要注意!

写真の真ん中付近の桟橋は壊されているので、その先の水上レストランは行けません。
ちょっと残念ですが、安全面や海洋汚染の事を考えるのならば、今後良い方向に進む事を願うばかりでございます。
どんどん開発が進むフーコック島なので、意外とあっさり新しい桟橋ができちゃうのかも?という訳でフーコック旅行に出かけて、ハムニン桟橋の水上レストランに行きたいと思っている方はご注意下さい!
なお桟橋から先のレストランにはいけませんが、海が見える格安のシーフードレストランのお店はいくつか引き続き営業はしています。こちらも追記していきますね。
安くておいしいローカル感満載のシーフードが食べたい!って方は、ぜひこの漁師町エリアに出かけてみてはいかがですか?
TEXT/PHOTO
橋詰真紀