旅ライターの橋詰真紀です。半年前から楽しみにしていた1月のベトナムダナン旅行。
実は以前にもちょっとお話したと思うんですが、ベトナムダナン旅行についてはあの破綻した旅行会社「てるみくらぶ事件」の被害者でもある私。
3年前に行く予定がこの事件でキャンセルになり、その当時はもう悲しくて…今回こそは、リベンジだーーー。なあんて思っており、ベトナムダナン&ホイアン旅行1週間を計画し、半年前にはベトナム航空でチケットを購入。
でもあることが理由でキャンセルせざるを得なくなったのです。
そこで今回は楽しみにしていた海外旅行をキャンセルすると、実際にどのくらい料金がかかるのか?
私の実際の経験を踏まえてお伝えします。具体的にかかった料金詳細もぜひご参考に。
旅行に行けなくなった理由
我が家にいる2匹のワンコのうち高齢犬のダックスフンドが、12月半ば過ぎからお腹が張りおかしいなと、病院に連れて行くとすでに末期がんだと言われまして。
実は半年前にも悪性腫瘍が見つかったものの、切除してからは全く元気でご飯も食べるしお散歩もいけるし、まだまだきっと元気でいてくれるだろうと。それがね、転移して…
最後はちゃんと面倒を見るって決めていたので、今回は残念ながら旅行をキャンセルする事に致しました。
我が家はこうした理由でしたが、例えば身内の不幸や急な体調不良等残念ながら楽しみにしていた旅行をキャンセルする事は決して稀なケースではないですよね。
ベトナム航空のキャンセル料金は?
さてここで旅行のキャンセル料金について。今回の航空券の予約方法は旅行会社などを利用せずに、航空会社で直接予約をしました。
ベトナム航空の正規航空券(PEX)になるため、HPでキャンセル規約を確認すると…

引用:ベトナム航空
上記のように予約クラスによって、キャンセル料金が異なっているのがわかりますね。
ベトナム航空の場合はチケットの予約時に、クラスを選んでいるため、記載されているアルフェベットを見ればキャンセル・変更の料金が確認できます。

引用:ベトナム航空
私は今回エコノミークラッシック(予約クラス表示はNとL)というクラスだったので、キャンセル変更共にフライト前日まで15,000円が発生するっていう訳です。
ビジネスフレックス・プレミアムエコノミーフレックスという上位クラスだとキャンセル・変更共に無料です。
予約時は少しでも安いチケットを手に入れたい!と思うのが一般的ですよね。

引用:ベトナム航空
そうなるとエコノミーライトで予約した場合には、なんと手数料だけで25,000円もかかるのか~って。
ちょっとびっくりですよね。たまたま今回は座席指定がしたかったので、エコノミークラッシックを選んだだけで、もしかしたら私もエコノミーライトを選んでいたかも?
さすがにキャンセル料金25,000円は辛いですね。
安いからって飛びつくと、キャンセル時にはこんなデメリットがあるなんて私も知らなかったです。
という訳でベトナム航空では15,000円のキャンセル料金が発生しました。なお手続きを済ませると残金については返金が行われます。
※ベトナム航空のキャンセルの手続きは、WEB上ではできなくてちょっとだけ面倒だったのでまたこちらについても別の記事でご紹介します。
最安値で予約したホテルのキャンセル料はかかるの?!
次にいつも活用させてもらっている楽天スーパーセールの時の楽天トラベル。
今回もしっかり活用させて頂きました。当然、キャンセルなんて考えもせずに。
ホテル予約の時のキャンセルポリシーは必ずチェック。
今回ホイアンは4つ星ホテル「ラ レジデンシア ホイアンホテル」ダナンは5つ星ホテル「グランド メルキュール ダナン」を予約済。
割とホテルの場合は宿泊施設にもよりますが、キャンセルポリシーを確認すると2日前までキャンセル料無料というケースも多いんです。(それぞれの施設によって異なる)
しかし予約をした時点で、キャンセル変更不可という場合も⇒実はここ重要。
「ラ レジデンシア ホイアンホテル」のキャンセル料金は?
さていざキャンセル手続きをしようとすると、ホイアンのホテル「ラ レジデンシア ホイアンホテル」はキャンセル手数料無料。
あーよかった~一安心。
ダナン5つ星ホテル「グランド メルキュール ダナン」のキャンセル料金は?
ダナンは5つ星ホテル「グランド メルキュール ダナン」は…
変更もキャンセルもまったく受け付けません!100%キャンセル料がかかります!
え?なんで?って。いやさあ、予約の時にそういうの分かりやすく表示しといてよ!って。
ぶつぶつ文句を言いながら。
まあ私のようなお気楽なタイプは旅行なんてキャンセルなんかしないし、とにかくセールで安いからついつい飛びついちゃう訳ですわ。
そう、キャンセルポリシーなんてろくに見ないでポチッちゃった💦
はい…私がいけないんです。残念です(´;ω;`)ウッ…
※現在楽天トラベルのサイトをチェックすると、変更キャンセル不可の商品には明確に表示されていますのでご安心ください。
国内旅行と海外旅行ツアーの場合はキャンセル料金規定が違う
ちなみに国内旅行と海外ツアーのキャンセル料は規定が違いますので、参考にしてみてくださいね。
・出発の20日〜8日までは20%
・出発の7日〜2日までは30%
・旅行の前日は40%
・当日は旅行代金の50%
・旅行開始後や連絡がない場合、旅行代金の100%
なお各旅行会社によっても若干規約が違う場合もありますのでご注意下さい。
基本的に海外ツアーの場合は「募集型企画旅行」となるため、各旅行会社によって規約が決められています。
それぞれの旅行会社によって異なりますが、海外旅行の場合は30日前よりキャンセル料金が発生するのがほとんどです。
詳しくは各旅行会社のHPをご確認ください。
結局キャンセル料はいくらかかったの?
さて気になるキャンセル料の明細(2名分)です。
・ベトナム航空 15,000円×2=30,000円
・ホテル代 31,122円
合 計 61,122円
キャンセル料金 おひとり様 30,561円
これホテルのキャンセルポリシーをきちんと確認さえしておけば、航空券のキャンセル料金15,000円のみで済んだはずだったんですよね。
大変悔やまれますが…( ノД`)シクシク…
今回実際に海外旅行をキャンセルしてみて学んだ事
今回実際に海外旅行のキャンセルをしてみて学んだ事。
・ベトナム航空の正規航空券(PEX)は、前日までキャンセルや変更は手数料を払えば可能。(手数料等各航空会社によって異なります)
・ホテルの予約の際にしっかりとキャンセルポリシーを理解しておけば、前日であってもキャンセル料がかからない。(各ホテルのキャンセルポリシーによる)
まあ普段ならば余程の事がない限り、海外旅行の変更やキャンセルはない事かもしれませんが、不測の事態の場合には覚えておくといいかもしれないですね。
という訳で今回はある意味、私も勉強になりました。はい。
今回の記事ですが、もしも海外旅行がキャンセルになったという際の参考にしてみて下さいね。
TEXT 橋詰真紀
結果的に最期を看取る事ができたので、旅行をキャンセルして良かったと思っています。だって旅行はいつだって行けるからね!
しばらく元気のない私でしたが、今はまた元気を取り戻しています。いつまでも泣いているとワンコも悲しむからね💦