旅ライターの橋詰真紀です。これまで色々な国を旅してきましたが、1番行っている国といえばお隣韓国。正直何回行ったか、数えられないぐらいなんですよね。
韓国なら2泊3日とかの短い日程でも、サクッと行けるし旅費も安いしね。少し前までは、韓国はソウルをメインに旅行をしていたのですが、ある日たまたま釜山に行く事になってからは、完全に釜山にどっぷりとハマってしまいました。
そこで今回は私がなぜソウルではなく、釜山をオススメするのか、その理由をお教えします。
1.釜山はソウルよりも全体的に物価が安い!
初めて釜山に行って、西面の焼肉屋さんで食べた時の事。この時は豚肉や牛肉、ビールにマッコリとたんまり飲んで、さてお会計。
ん?360000ウォン⁉️(日本円で3,600円)
えっ?1人1,800円⁉️安っ‼️
ちょうどウォン高っていう時もあり、とはいえソウルでは焼肉だと大体1人3,000円が相場だったので、ビックリ。
他にも何を食べても、市場でちょっと買い物してもソウルの2/3ぐらいなイメージ。
現在は釜山も少しは物価が上昇したので、その当時に比べると少し高くはなりましたが、それでもやっぱり安い。
新しくてきれいなホテルも多くて、日系の「ソラリア西鉄ホテル釜山」でツインルームが1泊9000円以下で宿泊できます。
この他にも釜山にはお値段お手頃のホテルもたくさんあって、ゲストハウスだったら1泊3,000円前後とか。コスパ重視の私のような旅行者にとっては、大変ありがたい!
2.釜山金海空港から市内まで車で約30分。近いから移動が楽々

ソウルの場合、仁川国際空港から市内までは車で約一時間半。渋滞している時だともう少し時間がかかる時も。
一方釜山の場合は、金浦空港から釜山市内まで約30分。渋滞していても45分見れば到着します。しかもタクシー代は大体2,000円もあればOK。
初めての釜山旅行だったら、空港からホテルに直接送迎してもらえるので迷わず行けちゃう。
特に短い日程の韓国旅行なので、意外にもこの移動時間のロスは大きいんですよね。最終日もギリギリまで遊べちゃう。
3.釜山は道路が整備されていて、全体的に歩きやすくてキレイ。

ソウルの明洞に行った方はよく分かると思うんですが、明洞って道が狭いしごちゃごちゃしてる。人も多くて歩きにくいんですよね。
東京の原宿みたいな雰囲気。お店の呼び込みも結構多め。
一方釜山は1番人気のエリア南浦洞、若者の町西面ともに道路が整備されていて、道が広くてとっても歩きやすいんです。しかも街全体が整備されているので新しい印象。
お店の呼び込みもあまり見られないから、割と自由に買い物できるかな。
ソウル同様に賑やかなのは変わりないんですが、道が広いとなんだか歩きやすいし、ごちゃごちゃ感がなくていい。もちろん市場に行けば、韓国らしい雰囲気も楽しめます。
4.釜山は地下街にお店が多いから、雨の日も楽しめる
釜山には南浦洞や西面に地下街があって、地下鉄の駅近くにはロッテデパートも隣接しているので雨の日でも楽しめます。
地下街には韓国コスメや雑貨、洋服を扱っているお店もいっぱいあるので雨の日でも充分に楽しめます。
5.釜山は海沿いだから、魚介類や海産物も楽しめる
韓国屈指の港町の釜山では、魚介類や海産物も豊富。
ジャガルチ市場で新鮮な海産物を食べたり、釜山名物のタコの鍋のナッチポックンに、キジャン市場でカニ料理を食べたりと、とにかくお値段お手頃価格で楽しめちゃう。
海雲台まで行けばビーチもあるので、海も楽しめちゃうのでなんとなくお得感があるかも。機張まで足をのばしてカニを食べに行ってもいいし。
6.釜山の人々は、人柄が良い人が多い気がするから
ソウルが東京だとしたら釜山は大阪ってよく言われるんですが、確かにそんな感じ。
ソウルではオモニがやってるお店ですごくボラれた事があって(結局お金ないからって、払わなかったけど)あと友達がソウルでタクシーのトラブルにあったって聞いたり。まあどこでもそういうトラブルはあるんだけどね。
・地下鉄でちょっと迷っていたら、おばちゃんが『どこに行きたいの?』ってわざわざ声を掛けてくれた。
・レストランで韓国語でしか書いていないメニューのお店で、スタッフのお兄さんが一生懸命説明してくれた。
・地元民がよく買い物に行く、ブジョン市場では観光客だからといってボラれたりしない。チャンジャ売っているおばちゃんも優しい。
韓国人にもそんな話しをしたら『釜山の人は優しいよ〜』って。一概には言えませんが釜山の人達の人柄が、なんとなく良い気がするんですよね。
ソウルと釜山で比較してみた。釜山のちょっとだけ残念なところ
ソウルよりも釜山派の私ですが、釜山のちょっとだけ残念なところを考えてみました。
釜山は24時間営業の店もあるけど、基本的にはお店が閉店するのが早い。

ソウルにある東大門市場のように、夜から朝方まで賑やかにお店がオープンしている場所は釜山にはありません。
大体夜11時ぐらいになると屋台も閉店して、街も静かになります。
もちろん飲み屋さんや、24時間営業の飲食店は釜山にもありますがソウルに比べたら少なめ。
夜中までショッピングをしながら、めいっぱい遊びたい!なんていう場合はソウルがオススメかな。
釜山は地下街が発達している割には階段が多い。ベビーカーだと大変
地下街が発達している釜山ですが、その割にはエスカレーターやエレベーターが少ないんです。だから地下街に行くたびに、階段を登ったり降りたり。
特にベビーカーが必要なお子さんと一緒の場合は、かなり大変な場所も。
旅行先では結構歩く事も多いので、体力勝負かも!?
地元のお店やレストラン等、韓国語のメニューが多め
日本人観光客が多いお店だと、レストランのメニューに日本語表記してありますが、地元民が良く行くようなお店は韓国語表記が多いです。
ソウルの方が日本人観光客も多いためか、そうしたメニュー表記も全体的に多めかなって。
でも写真付きのメニューがあれば、指をさしながら韓国語で「イゴジュセヨ(これください)」って言えばOK!
アンニョンハセヨ(おはようございます。こんにちは。こんばんわ。)
カムサハムニダ(ありがとう)
イゴジュセヨ(これちょうだい)
オルマイヨ(いくらですか?)
チョギョ(すみませ~ん!)
挨拶の「アンニョンハセヨ」「カムサハムニダ」と、これちょうだい!の「イゴジュセヨ」は覚えておくと便利。
いくらですか?の「オルマイヨ」って聞いた後は、スマホなどの電卓を見せればお店の人が打ってくれるので、そこで金額確認すればOK。
私、どこの国でもよくこの手は使います。
あとお店の人にすみませ~ん!って呼ぶときの「ヨギョ」は覚えておくと便利。意外にお店でもスタッフさんを呼ばないと気づてくれないことも多いんです。
トイレどこ?って言うのも、よく覚えておくといいってありますが、『トイレ?』って聞けば大体通じます。
あとはスマホを持っていたらグーグル翻訳のアプリを入れておけば、なんとかなります!(笑))
スマホじゃなくても旅の指さし会話集も結構便利↓

コスパ重視の旅行なら断然、ソウルよりも釜山がオススメ‼️
もちろんソウルにはソウルの良さもありますが、コスパ重視のリピーターの私としては断然釜山がおススメ!
ぜひ韓国旅行を予定していて、ソウルか釜山のどっちにしようと悩んでいる方は今回の記事を参考にしてみてくださいね。
TEXT&PHOTO 橋詰真紀
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