今年訪れた、タイパタヤ旅行。バンコクから車で1時間半のビーチリゾートのパタヤは、ここ数年開発も進んで家族旅行や女子旅でも人気のスポットです。
実際に私も訪れてみて、ホテルやレストランに観光スポット等お洒落な場所も多くて大満足でした。
あとパタヤと言えば、一番の歓楽街『ウォーキングストリート』が定番観光のナイトスポットなので一応おさえておかなきゃななんて思っていました。
ガイドブックにも必ずというぐらい載っているし。パタヤ好きでいつも一人旅をしている女子に聞くと「まあ一度行ってみればいいよ」とのこと。んじゃ行ってみよ!って事に。
でもこれがそうとうカオスなエリアだったんです。
パタヤの歓楽街『ウォーキングストリート』ってどんな場所?

パタヤのビーチロードから南に位置する『ウォーキングストリート』約500m近くあるこの通りでは、夜になると歩行者天国になり、ゴーゴーバーやディスコ、バーやパブ、レストランなどが営業を始めます。
もともとパタヤって小さな漁村だったんですが、ベトナム戦争時代には米軍の保養地として利用されてそれから開発が始まった場所なんです。ビーチの開発に伴い、お姉さんがいる「ゴーゴーバー」とかまあいわゆる風俗系も多くなっていったって訳なんですね。
だからなんとなくパタヤの昔のイメージは「男の街」って感じ。
カオスすぎる、パタヤの『ウォーキングストリート』

とはいえパタヤの歓楽街『ウォーキングストリート』は、最近では観光名所の一つにもなっているので、まあ日本の歌舞伎町みたいなもんかな?なあんて思っておりました。
で、実際行ってみるとネオンがギラギラ。平日なのに人がうじゃうじゃ!
あまりの人の多さに「ここはワールドカップやハロウィンパーティーで盛り上がる時の、渋谷のスクランブル交差点ですか?!」ぐらいな。
私普段田舎に住んでいるので、人混みめっちゃ苦手なんですぅ。。。(泣)
道には色々な国からきたツアー客や、人種もアジア系から欧米系やらってなんだかいっぱい。
ここはどこですか~~~~~?!って思う程。

ゴーゴーバーではお姉さんたちが踊っていて、まあその男の人達は場合によって気にいった女の子をお持ち帰りとかするってな話で。いやその話は知ってはいたんだけどね。
やっぱりちょっと目の前にすると、なんとも複雑っていうかなんていうか。
ゴーゴーバーではもちろん、普通にお酒を飲んでもいいみたいなんだけど、私的にはいやちょっと無理…
お店に小さい子供もいたりするけど「え?いいの?!」って思ったり。いや別にそこにいるからって、不健全でもなんでもないんですよ。
一番ダメだったのが、客引きのお兄さんが持っている「チラシの写真」がエグさ!
というのも私は旦那さんと二人で行ったので、その女の人がしてくれるサービスの写真を旦那さんに見せた訳ですよ。
はい、この写真全部モザイクかけないとダメな奴。
あ、ちなみに私下ネタ系が死ぬほど苦手でして、チラッと見えちゃっただけで「ぎゃあああああああ~」って((´;ω;`)ウッ…
もう、帰りたい…
迫力満点のムエタイバーや、シーフードレストランも。
それでも私レポーター精神として「ここで帰る訳にはいかない!」と先に進んでいくと…
「ムエタイバー」を見つけました。
ああ、良かった。ここなら少し健全な気分でいられる。
旦那「きっとこういう街中から、あのパッキャオも生まれたんだよ!」
私「あの?!今やフィリピンの国民的スターのマニー・パッキャオがっ?!」
⇒たぶんこれを読んでいる女子の皆さん、まるで意味わかんないかもしれませんがパッキャオは世界的なめちゃめちゃ凄いプロボクサーです。

他にもシーフードレストランもあって、ここなら女子や家族連れもOK!なんですって。
そう、そうなの?!本当か?いや、やっぱりこの環境は私的には無理…
結局10分足らずで『ウォーキングストリート』脱出。
最後にやられたのは、夜店で売ってたピンクなグッズ…
すでにボディーブローが効き始めた私の体に、最後にタイキック決められたぐらいなダメージ。
もう…無理。当然写真なんて撮れません。
その後、私が発した言葉は「北へ帰ろう…」
(ホテルがパタヤビーチより北側の静かなエリアだった。)
もう一度言うよ「北へ帰ろう。北がいいよ…」
パタヤ「ウォーキングストリート」は女子には正直ハードルが高すぎ。でも行ってみればいい・・・
いや新宿の歌舞伎町とかさあ、まあそういうエリアは日本だろうがアジアだろうがどこでもある訳ですよ。
でもさすがに普段静かな長野県に住んでいる、人混みダメで下ネタダメな私には「ウォーキングストリート」はハードルも難易度も高すぎて、正直無理過ぎて死にそうでした。。。
本当はこのあとナイトマーケットとかにも立ち寄る予定だったんだけど、あまりに衝撃的だったのでホテルに直行しました。
この夜の私の気持ちは…
「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。」
そうパタヤウォーキングストリートは「行ってみればいいよ」という、パタヤ好きの彼女が発した言葉の意味がよく分かる場所。
なるほどそういう事かって。
パタヤウォーキングストリートのカオス過ぎる空間。
でもやっぱり行ってみればいい。
TEXT/PHOTO 橋詰真紀
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