釜山で人気の海鮮鍋と言えば「ナッチポックン」ん?聞いたことないぞという方も多いのでは?
ナッチポックンとは、手長タコが入ったおいしーー釜山の名物料理の事なのです。
これがねぇ、ホントにもうめちゃめちゃハマる味なんです。早速詳しくご紹介していきます。
釜山の人気グルメ。海鮮鍋が人気の地元の名物料理「ナッチポックン」って何?
さて先日の韓国釜山の旅で今回私が夢中になったもの。
それはじゃーーん!

「ナッチポックン!」
「ナッチポックン」ってなんじゃらほい?と思われる方も多いのでは?
ナッチ=手長タコ、ポックン=炒めるという意味で、手長タコを唐辛子味噌とニンニクで炒め混ぜ合わせた韓国釜山の名物料理なんです。
炒めるって言っても釜山の「ナッチポックン」はスープが入っていてどちらかと言えば鍋料理みたいな感じです。
実はソウルにも同じ名前の料理があるんですが、こちらは炒めるタイプの物なんですって。ソウルでは食べた事ないけど、どうやらあちらはかなり辛いらしい。
24時間営業のナッチポックンの店「ケミチブ西面店」

実はこれまで韓国釜山に行っても、肉食女子の私は肉料理ばっかりにハマっていて「鍋料理ってそんなにねぇ。。。」なぁんて思っていたんです。でもそろそろリピーターとしては違うグルメも試してみたい!ってことで訪れたのがココ。

西面の中心地にあるロッテデパートから徒歩5分。赤い看板ととタコのキャラクターが目印になっています。
24時間営業なので、韓国に到着した時間帯が深夜でも早朝でも行けるのが嬉しいですね。お酒を飲んだ後の〆にも最適ですよ。
ケミチブのメニューは4種類

店内も清潔感があってきれい。地元でも人気のお店で聞くところによると、時間帯によっては結構並んだりするそうです。訪れたときには日本人客もいっぱいいました。日本語のメニュー表記もあり安心です。
通称ナクチポックンは手長タコだけの鍋なんですが、「ケミチブ」のナッチポックン4種類が選べます。
・タコのみ
・エビ+タコ
・タコ+ホルモン
・タコ+エビ+ホルモン
もちろんここでは、タコ+エビ+ホルモンと全部入りのナッチポックンをオーダー。
気になるお値段は、全部入りで一人前10,000w(日本円で約1,000円※2018/3のレート換算)あらなんてお得なのかしら。
辛さも選べるので今回は普通の辛さで。だって韓国で辛いっていうと、本当に口から火がでまくるぐらいの激辛料理が出てくるんですもん(笑)

思っていた鍋というよりも、深めのフライパンに具材が入っている感じですね。タコにエビ、ホルモンに野菜もたっぷり入っているのがわかります。
ケミチブのナッチポックンは具材たっぷりで旨みが凝縮!

目の前の鍋を火にかけてからグツグツ。5分程するとお店の人が混ぜに来てくれます。
しばらくグツグツ。

はい!できあがり。見た目は辛そうなんですが、全然辛くなーーーーい!

ナッチポックンには、こちらのパンチャン=おかずが付いてきます。

甘辛い感じの味なのでビールも進むし、海苔やニラも一緒にごはんに乗せて食べるとおいしーーーー。めちゃめちゃハマる味わいでした。
タコもやわらかくて、臭みがなくてホルモンも食べやすい。実は今回の旅では2回も訪れてしまったというハマりよう。

2回目はラーメンを入れたのがコレ。韓国って日本と違ってラーメンは大体がインスタント。このチープさがまたいいんです。
ごはんとラーメンで、炭水化物ON炭水化物。でもペロッと食べちゃいました。
「ケミチブ西面店」のナッチポックンはおひとり様もOK
ちなみにここは一人用の鍋もあります。韓国って日本と違ってあんまり一人で食事する文化がないそうで、一人はお断りなんてお店も多いんですって。知ってました?
でもここはおひとり様でも大丈夫。最近ひとり旅ブームですから、韓国釜山にお出かけの際はこちらは便利ですよ。
今回初めて訪れた「ケミチブ西面店」いやホントに美味しかったです。また釜山に行ったら訪れたいお店の一つとなりました。ぜひ韓国釜山旅行の参考にしてみて下さいね。ああ書いていたらまた食べたくなっちゃった。
TEXT/橋詰真紀
■ケミチブ西面店