成田空港から飛行機で約2時間。日本からも気軽に行ける韓国第2の都市「港町釜山(プサン)」 韓国といえばソウルでしょ!なんて思われるかもしれませんが、今や釜山は開発がかなり進み、また観光にも力を入れていることもあって、ここ数年で街はガラッと変わってきているんです。
思い立ったが吉日。韓国釜山2泊3日に行ってきました!
旅ライターの橋詰真紀です。
いつもの事ですが「海外旅行に行きたーい!」と私騒ぎ出しまして、急に行くことになりました。韓国はもはや何度行ったか分からないほどのリピーターの私。
今はソウルよりも韓国第2の都市の釜山が大のお気に入り。
だって成田から飛行機で2時間半で行けちゃうんですもん。
それに釜山はここ数年開発が進み、街並みもとってお洒落になってきているってご存知でしたか?ソウルに比べると全体的に物価も安く、おいしいものがいっぱい!なんですよ。韓国に行くなら断然、釜山がおすすめ!
季節も良くなってきた3月。お値段のお手頃なツアーを見つけちゃいました。
ちなみに今回食い倒れツアーなので、女子旅っぽいスイーツ的なものは全くありません。始めに言っておきます(笑)
韓国釜山の旅行日程。
普段は個人旅行も多いのですが、今回はなんといってもお値段お手頃なHISのツアーを利用しました。という訳で韓国釜山の旅行日程はこちら。海外旅行はエイチ・アイ・エス
【観光・ショッピングに便利なスタイリッシュなホテルに泊まる エアプサンで行く 釜山3日間】 イビス釜山アンバサダーシティセンターに滞在。送迎なし。 1日目 成田(13:55)発 エアプサン(直行)空路、釜山へ。 2日目 終日:自由行動 3日目 出発まで自由行動。
釜山(16:15)着。
ホテル着。
釜山(14:35)発 エアプサン(直行)空路、帰国の途へ。
成田(16:35)着。
3月末の出発でお値段はなんと。お一人様26,770円でございます。3月って卒業旅行シーズンで意外とお高い時期なんですが、このお値段ならば納得じゃないですか?
今や国内旅行でも一泊でこのお値段という場所もザラでしょうし。日本人観光客も多く手軽に、ちょっとだけ海外旅行気分が味わえる場所としてはぴったり。とにかく近いし。
今回は安定のお手頃価格で利用させて頂いているHISのツアーを利用させて頂きました。
出入国審査の手続きがスピーディーにできる「自動化ゲート」がおすすめ。


実は普段3月って、ほとんど海外旅行に行かないんですよね。というのもこの季節は全体的に旅費が高いという事もあり、いつもはオフシーズン狙い。
成田空港は3月末の平日出発だったら、そんなには人はいないだろうなんて思っていたら、いやいや激混みです(^^;出入国審査も並びまくってもう大変!
実は私並ぶのが大の苦手。行列ができる○○的なモノもいちいち並ぶだけで、もはやストレス。
でも私には強い味方のこちらがあります。じゃじゃーん!
「自動化ゲート」↓
この申請を済ませていると、出入国審査の手続きがスピーディーにできちゃうんです。出入国審査ではパスポートと指紋の認証だけで自動化ゲートの専用レーンを使って、あっという間にに出入国審査の手続きが可能。
あの長い行列に並ばなくてもいいので、めっちゃラクチンです。


申請は成田空港・羽田空港・中部空港・関西空港の4ヶ所でできます。申請書類に記入をして、指紋センサーに指をタッチするだけの簡単手続き。約5分程で終了します。
よく海外旅行に行くという方や、私のように並ぶのが嫌いっていう方はぜひ利用してみて下さいね。
LCC=格安航空会社のエアプサンって実際どうなの?


成田空港から韓国釜山へ就航している便は日本航空 ・大韓航空 ・チェジュ航空・エアプサンの4便。今回はLCCのエアプサンを利用しました。
「LCCって、実際どうなの?」って思われる方も多いかと思いますが、エアプサンは機内サービスは他のLCCに比べると充実している方ではないでしょうか?
通常LCCの機内サービスはほとんどが有料ですが、エアプサンは軽食と飲み物は無料です。3年ぐらい前まではビールも無料だったんですが、今は有料です(泣)
シート幅も通常の航空会社と大差なく狭くないので、2時間ぐらいのフライトならば余裕です。
ただし座席にはモニターがついていないので、機内エンターテイメントはありません。でも今時はタブレットを持ちこむ人も多いので、これも別にマイナスにはならないですね。


機内食はこちら。ピラフ的なものと飲み物。味は…う~ん、チープです(笑)飲み物もオレンジジュースとお茶やお水などはあります。もちろんおかわりOK。
エアプサンは他のLCCと比べても、サービス的には良い方なので結構利用しています。
釜山行きの航空券はこちらからもチェックしてみて↓
金海国際空港から釜山市内への移動2人以上ならタクシーが便利


空港から市内まで(金海空港~西面・釜山駅・南浦洞方面)には「空港リムジンバス」が運行していて料金は6,000ウオン(小人4,000)です。
タクシーを利用しても金海国際空港から、釜山市内までは約30分。料金は20,000ウォン(日本円で2,000円ぐらい)もあれば十分。
リムジンバスだと色々なホテルを経由して時間もかかるので、私はいつもタクシーを利用します。
タクシーの運転手さんも少しは日本語も通じますし、ホテルの名称や場所が書かれた予約表を見せればOKです。
黒いのが模範タクシー、シルバーっぽいのは普通のタクシーです。模範タクシーは運転手さんが日本語が話せたり丁寧な対応だったりなんですが、実はこっちのタクシー乗った事ない。
普通のシルバーのタクシーでも私はこれまでボラれたり、嫌な思いをしたことがないので安心して利用していますよ~。
日本円→韓国ウォンへの両替はどうする?


外貨の両替って皆さんどうしていますか?日本国内の空港の両替所?それとも現地の両替所?
これまで何か国か行きましたが、国内の空港の両替所のレートは非常に悪いです。
ちょうど出発する時に一緒にいた学生さんらしい方々が両替を済ませていたんですが、確か「10,000円を両替したら、950,000ウォンだった!」なんて小耳にはさみまして。
私は現地の街中の両替所で同じ日に両替したところ、10,000円→102,000ウォンでした。(※2018/3/26現在)その差は70,000ウォンです。
大体日本円で700円ぐらいの差が!?いくら700円の差とはいえ、カフェでコーヒー2杯分ぐらいにはなるので、チリも積もれば大きいですよね。
両替は現地の方が断然レートがいい!
急いで国内の空港の両替所でする必要はないですよ。なお釜山の金海国際空港の入口にも銀行の両替所はありますが、ここも現地の中ではレートは良くないですが日本よりは良いです。
空港からはタクシーやバスに乗ってホテルに行く分だけ両替して、あとは市内の両替所を利用するのが良いかと。
釜山市内 南浦洞(ナンポドン)の外貨両替所はココ


国際市場やジャガルチ市場、釜山タワーなどがある、釜山の人気スポット「南浦洞」国際市場の入口付近に何軒かある両替所。こちらのレートはまあまあいいです。
この周辺エリアには両替所が多いのですが、比較してみたもののそんなには差はないかな~という印象。
西面(ソミョン)の外貨両替所ならココ
若者の街といえば西面。ロッテホテル・ロッテデパートがあり活気にあふれた街です。またロッテデパート内には免税店があるので立ち寄る方も多いのでは?
実は西面の両替所ってあんまりなくて、今回の旅でようやく見つけました。




ロッテホテルの裏手あたり、有名な「デジクッパ通り」の脇道に入った所にひっそりと両替所があります。ここもレートは良かったので、西面で両替するならこちらを利用してみてくださいね。
ナヨン両替所
24時間営業の外貨両替所ならカジノへ


実は24時間営業している両替所があるんです。それはカジノ!ロッテホテルにある「セブンラックカジノ」や海雲台にある「パラダイスカジノ」カジノ内で両替ができます。
ただしレートはあまり良くないので、もしも両替場所がなくて困った!とか夜遅い時間に両替が必要になった!っていう時にはカジノに行ってみて下さいね。
スタイリッシュな人気ホテル「イビス アンバサダー釜山シティセンター」


今回宿泊したホテルはココ。西面のロッテデパートから徒歩約10分程の場所に位置する、お洒落でスタイリッシュな人気ホテル
イビス アンバサダー 釜山 シティ センター (ibis Ambassador Busan City Centre)
しかも私の好きなザ・地元の市場という感じの「釜田市場」は目の前。
市場でいつもお土産にチャンジャを購入するんですが、ここならたくさん買ってもすぐホテルに持って行けるので楽なんです。


お部屋もお洒落で二人分のスーツケースを広げても十分な広さです。


USB充電器もついているので、わざわざ日本から持参していかなくてもOK。ホテルのセキュリティーもばっちりです。
もちろんツアーでなくてもホテルの予約は可能なので、ぜひ口コミをチェックしてみて下さいね↓
詳しくはこちら⇓
韓国釜山のおすすめ観光スポットはココ!
韓国釜山は見所いっぱい。ここからはおススメの観光スポットをご紹介していきますよ。
韓国釜山の人気エリア「南浦洞(ナンポドン)」


韓国釜山の人気エリアと言えばやっぱり「南浦洞(ナンポドン)」
周辺には昔ながらの「国際市場」があり、国内外のブランドのショップやお洒落なカフェ、人気の韓国コスメが立ち並ぶショッピング天国の光復路通り(グァンボッロ)新鮮な魚介類がいっぱいの「ジャガルチ市場」
釜山港を一望できる龍頭山公園にある釜山タワー。釜山国際映画祭発祥の地を象徴する「BIFF広場」など、釜山を代表する人気の観光スポットなんです。
釜山の新鮮な魚介類をその場で食べられる「ジャガルチ市場」


韓国釜山と言えばやっぱり海産物!おいしくて新鮮な海産物が食べられる最も人気の市場は「ジャガルチ市場」釜山に来たら一度は立ち寄りたいスポットの一つです。
2006年にオープンした地下2階7階建てのビルには、1階が市場2階がレストランになっています。市場と言ってもビルになっているので、観光客でも入りやすい雰囲気ですね。


ジャガルチ市場の1階はこんな感じ。水槽には生きている新鮮な海産物でいっぱい!


牡蠣やアワビも。日本よりもお値段お安めです。


水槽にはタラバガニも。他にも新鮮な魚介類がいっぱいです。お刺身にしたり、焼いたり揚げたりと新鮮な魚介類を調理方法を選ぶこともできますよ。


お店はそれぞれ分かれていて、こんな風に市場の中で新鮮な海産物を頂けます。この日は地元のおじさま方が楽しそうに宴会をしてました。1階でも食事ができますが、2階の食堂でも頂けます。
ジャガルチ市場では「おねえさん、魚おいしいよ~安くするよ」って、日本語で声をかけてくれるお店も多いです。
良さげなお店を見つけたら、忘れちゃいけないのは金額交渉。韓国の市場での金額交渉は日常茶飯事。ぜひ積極的にチャレンジしてみて下さいね。


釜山国際映画祭発祥の地「BIFF広場」でB級グルメを楽しもう!


南浦洞(ナンポドン)にある「BIFF広場」は釜山国際映画祭発祥の地と言われています。周辺には映画館や釜山のB級グルメが食べられる屋台もたくさん。夜は特に人も増えてくるのでとっても賑やか。


ここでぜひ見て欲しいのが、世界の映画監督北野武=ビートたけしさんのサイン。


昼間も屋台はありますが、夜オープンの店が多いです。あちこちからおいしそうな匂いがしてくるので、ついついお店に足が行っちゃいます。こういうB級グルメ的な屋台の食べ歩きって大好きなんですよね。


韓国って餃子があるって知ってました?日本の餃子よりちょっと大きめ餃子もおいしそう!トッポギにキンパッ(韓国風海苔巻き)、おでんもあります。
もうビールと一緒に全部食べたーい!
釜山BIFF広場で一番人気の「ホットク」は絶対食べなきゃ損!


ここは釜山のBIFF広場で一番人気で、いつも行列ができている「ホトック」のお店。


ホトックってご存知ですか?ホットクっていうのは、フワフワの揚げパンの中にシナモンや黒砂糖が入った韓国のおやつなんです。
目の前でパンの生地をバターの中に投入。揚げ焼きみたいな感じですね。少し色づいてきた所で、上からプッシュ。ホットクを平らにします。


焼きあがったら、中にナッツ等を入れてできあがり。釜山ではひまわりの種やナッツが中に入っていて、めちゃめちゃおいしいんです!
ちなみにソウルではナッツが入っていないんですよね。同じ韓国でも地域によって食べ方がちがうんですね。私的には釜山のナッツ入りが好き。


熱々のホトックは、食べやすいように紙コップに入れてくれます。パクッと一気に食べるとヤケドするので気をつけて。
1個1200w(約120円)でおやつにぴったり。釜山にきたらここのホトックは外せません。
韓国で今話題のチーズホットドック(チーズハットグ)を食べよう!
釜山の国際市場では掘り出し物を探してみて。
釜山の定番スポットといえば国際市場。ここには洋服や雑貨、電子製品、家具、工具など、ここに来れば何でも揃っちゃいます。7,500坪ほどの広大な面積なので、めちゃめちゃ広いです。
なんと約1,200のお店があるんですよ。お土産や堀り出し物を探しに出掛けてみてくださいね。


ちなみに私のお気に入りはワンちゃんの洋服屋さん。というのも釜山の犬の服はかわいくてとっても安いんです。我が家にはプードルとダックスがいるので、いつも釜山で服を買いだめしてます。
日本では1着2,000円以上しちゃうんですが、釜山だと大体10,000㌆(日本円で約1,000円)ぐらいからあるので安いんですよね。
アデ〇ダスとか、ノースフ〇イスみたいな、あれこのロゴは?的なものもあったりして(笑)釜山で犬の洋服は見つけたら絶対買いです!
ちなみに日本のサイズよりもちょっと小さめなので、サイズ選びは気を付けてくださいね。
釜山のフォトジェニックスポットなら「甘川文化村」
今一番女子に人気のフォトジェニックスポットと言えば「甘川文化村」。南浦洞やジャガルチからタクシーで約7~8分の距離にありますので、ぜひ出かけてみては?
韓国コスメは、南浦洞・西面の地下街で購入するのがおススメ。


女子が大好きな韓国コスメ。釜山で買うなら南浦洞(ナンポドン)の光復路通り(グァンボッロ)またはロッテホテルがある西面(ソミョン)の地下街がおすすめです。
特に夏と冬のセール期間は、韓国コスメが30~50%OFFなんてことも?!韓国コスメを目当てに旅行するならば夏と冬のセール時期が断然おすすめです!
韓国釜山グルメ・食い倒れツアーで食べて食べて食べまくってみた!
今回の旅は冒頭でもお伝えしましたが「釜山で食いだおれてやろうじゃないの!」という訳で、とにかくお腹いっぱいとにかく食べます。食べて食べて食べまくってきました!
釜山にきたらこれだけは食べるべき、釜山グルメをランキング形式でご紹介します。
第1位 韓国釜山の名物の手長タコが入った「ナッチポックン」が旨すぎた!


ナッチポックンとは、釜山名物の手長タコを唐辛子味噌とニンニクで炒め混ぜ合わせた海鮮鍋のことです。
西面にある24時間営業のナッチポックンの店「ケミチブ西面店」は、ここ最近オープンしたばかり。海鮮たっぷりの旨味が凝縮された「ナッチポックン」は一度食べればやみつきになること間違いなしですよ。
第2位 韓国釜山の名物「デジクッパ」はマスト


釜山の名物料理と言えば「デジクッパ」「デジクッパ」とは豚骨を1日かけてコトコト煮込みスープをとり、さらにやわらかく煮込んだ豚肉とごはんを合わせた料理です。
西面のデジクッパ通りにある「ソンジョン3代クッパッ」創業1946年の「最も古い韓国料理食堂100選」にも選ばれた老舗店。
地元でもランキング1、2位を争うほどの人気店です。
第3位 韓国って言ったら「焼肉」釜山の穴場焼肉店なら「ノッスンドラムトン」


釜山の西面のロッテホテル近くにある、地元で人気の穴場の焼き肉店と言えば「ノッスンドラムトン」ボリュームたっぷりの骨付き豚バラ肉がなんと1キロ!オーダーは2人前から。
野菜やキムチなども食べ放題。しかもお値段も安くて味もバツグン。
まだ日本人観光客にはあまり知られていない穴場的なスポットなので、ぜひここは一度訪れてみて。
第4位 釜山の機張市場はカニのパラダイス!カニを食べるならココ


カニのパラダイス!リーズナブルで新鮮なカニが食べたければ、釜山の機張(キジャン)市場へ行けば間違いありません。
※追記 「カンジャンケジャン&ヤンニョムケジャン」の食べ放題のお店も見つけちゃった!
※追記 「済州エビ」が今熱い!
第5位 行列ができる韓国伝統の韓定食の店「シゴルパッサン」


釜山の西面にあるロッテホテルから徒歩約5分に場所にある「シゴルパッサン」は、お昼時には行列ができるほど地元で人気の韓定食のお店です。
韓定食とは韓国のオモニ=お母さんが作ったような家庭料理のこと。ここでは種類豊富な家庭料理がなんと8,000w(約800円)で食べられるんですよ。
釜山で買いたいお土産はコレ


釜山にはかわいくておいしいお土産もいっぱい!お土産については、こちらの記事にまとめてみました。
市場での値段交渉とか苦手なんだよね~なんて方はこちら。地元のスーパー「農協ハナロマート」
他にも私が現在イチオシの「バニーバターナッツシリーズ」はこちら。
本場のチャンジャはやっぱりおいしい!
他にもおすすめしたい情報はいっぱい。また追記しつつお伝えしていきますね。
H.I.S.には今年もお得なツアーがいっぱい。釜山旅行に行ってみたいと思ったら、ぜひH.I.S.のサイトをチェックしてみてくださいね。
TEXT/橋詰真紀
私がおすすめする釜山旅行ガイドブックはこちら↓
サイズも小さめで旅行先に持参しても邪魔になりません。女子旅っぽくてかわいい内容なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。