ネット環境とパソコン1台あれば手軽にできるというのが、人気のクラウドソーシング=在宅ワーク。実際にクラウドソーシングに登録してみると、実はわからないことばかり。今回は旅の資金やお小遣いを稼ぎたい方や、在宅で何か仕事ができたらいいなあなんて思っている方へ。クラウドソーシングって、本当に稼げるの?
目次
私がクラウドソーシングに登録してみたのは、めちゃめちゃ漠然とした理由から。

旅ライターの橋詰真紀です。私がライターを始めた理由の一つは、今よりもちょっとだけ収入が増えたらいいなぁ?っていうぐらいの漠然とした理由。というのもMC🎤のお仕事って、結構シーズンによって多い時期や少ない時期もありまして。都会は仕事があるけど、田舎はなかなか需要と供給面で色々厳しいのが実情です。
そんな中で見つけたのがクラウドソーシング系の在宅ワークサイト。といっても登録したのは、2年以上前。どちらかと言えばナレーション的な仕事を探していたのですが、まぁいかんせん単価が安い。
しばらく放置していて、それでもライターってどうかなぁ?と探し始めたのが1年ちょっと前。クラウドソーシング系に登録するとシステムが初めはよく分からなくて、手探りな状態からスタートした訳です。
初心者はまず自分のスキルをクラウドソーシングに登録してみよう。
まずはどのクラウドソーシング系でも、自分のスキルを登録します。そもそも私のスキルって、まぁ取材が出来るとか喋れるとかワードやエクセルが出来るとか、そんな感じ。
ホームページの作成とかも前にちょっとだけ勉強したけど、何となく言っていることがわかったようなわかってないような。始めはHTMLとかCSSってなんじゃこりゃ的なスキルでした。多分普通のOLさんの、PCが通常使えるぐらいのスキルと変わらない気がします。
ちなみにクラウドワークの募集はライターだけではなく、WEBデザイナーやグラフィックデザイナー等募集は様々です。今回はライターについて詳しくご紹介していきますね。
「タスク」と「プロジェクト」って、なんじゃらほい?!
クラウドソーシング系サービスで出てくる用語にタスクとプロジェクトってのが出てくるんですが「そもそも、タスクとプロジェクトってなんじゃらほい?」っていう壁にぶつかります。
タスクって何?
タスクというのは『〇〇のご当地グルメのライティング 』300文字から500文字で、金額○○円。
みたいなものが募集されているので、書けそうなものや好きなのを見つけたら、ただただひたすら書いて入稿するものです。これには募集人数制限があったり、時間制限があって時間内に書かないといけなかったりと。(ワード等で文章を書いてから入稿すればいいんですが)
人気のある案件だと早いもの勝ちだったり、せっかく書いたのに先方から認めてもらえないと承認されないとか⇒承認されないとお金もらえないんです。きゃ~~~。時間かけたのになんて恐ろしい(泣)さらに簡単なタスクはやたらと単価が低かったり。
簡単なものならすぐに認めてもらえるケースも多いので、まあとにかく細かく書いて単発の仕事でその場ですぐできるっていうイメージでしょうか。ライター初心者の方ならば、まず小手調べ的にやってみるといいかも。
プロジェクトって何?
始めのうちはなんだかわからなかったので、まずはタスクでアンケート的なものとかを入力したり、実際に行った事があるエステの体験記的なものを書いたりしていました。
ただ単価も安いのでこれではあんまり稼げないなぁ。と思って次に私はプロジェクトをメインにしました。
プロジェクトの場合はまず記事を何文字でいくら、納期はこのぐらいという条件が提示されているのでその条件に合えば応募します。良い記事ならば継続もありといった内容。
その後多くの場合はテストライティングというのがあり、それに合格すると本格的にライティングスタートします。
私は割とテストはサクッと合格したので、ペット系、旅行系、健康ヘルスケア系と様々なジャンルで書く事ができました。
色々な案件を書き始めて2ヶ月後、ある案件で現地での取材あり顔出しありという条件に一致したため、ここからすぐに旅ライターとしていきなりスタートする事ができました。
ちなみに一番初めに登録したのは「クラウドワークス」ここでの出会いは正直かなり大きかったです。アプリもあるのでクライアントからのメールも逃さずチェックできます。
それと実はこうしたサービスの利用すると報酬の手数料が結構引かれちゃって、びっくりするんですが最近は「Bizseek」のように手数料が低めに設定されている所も増えていますね。
最近は高単価なものも増えてきているみたいです。

在宅ワークの募集って、どのくらいあるの?
今在宅ワークの募集はクラウドソーシングに登録するとわかりますが、正直めちゃめちゃあります。ライター募集もいっぱい。ただ先ほどもお伝えしたように単価があまり高くないのが難点。
そこが問題点ではありますが、いいクライアントさんにさえ巡り合えればそれも解消されます。しっかりとした記事を必要とされている今だからこそ、実はチャンスは目の前にある場合も。
クラウドソーシングの問題点。稼ぐにはかなりの根気が必要。
ライティングの技術は書けば書くほど早くなります。しかし書くというのは、意外にも非常に根気がいる事なんです。特に在宅ワークの場合多くは、クライアントから出されたテーマをもとに書いくことが多いので、簡単に思えますが実はなかなか難しい部分もあります。
思った以上に文字数が稼げない、話しが広がらない、リサーチに時間がかかり過ぎる、テーマと内容が上手くリンクしない等。そうなると途中で書くのが嫌になってしまったりして、諦める人が実に多いのが実情です。しかも案件によっては時給にすると単価いくらなの?!って思っちゃうほどのものもあったりして。
初心者のうちは単価の安い案件でも良いかもしれませんが、あまりに安いと時間と自分自身が消耗するだけになっちゃいますので注意が必要です。
「諦めたらそこで試合終了ですよ。」
スラムダンクの安西先生も言ってました。「諦めたらそこ試合終了ですよ」って。そう諦めちゃダメなんです。正直ライターの仕事ってリサーチから始まるっていっても過言ではないほど、調べることがいっぱい。まあラジオやっているときもそうでしたが電波に乗せるのに間違った情報は乗せられないのと同じで、間違った情報とかあてにならない情報はネット社会では多すぎてアテにならない事もしばしば。
だからこそリサーチがめちゃめちゃ大事なんですよね。それにプラスしてライティングの技術も追加されるわけです。まあ日々修業ってことですね。
クラウドソーシングから、新しい仕事の出会いが生まれる場合も多い。
クラウドソーシング系ビジネスの問題点として、ライターへの金額が低単価と言われています。たしかにそれはありますが、最近の傾向ではこれまでよりは単価は上がってきている案件もあります。
私のようにいいクライアントさんと巡り会えれば実績を積んで単価のアップもして頂けますし、それがキッカケとなって新しい仕事に巡り会うチャンスにも繋がります。自分自身のステップアップとして考えてみても良いかもしれません。
プチ稼ぎだってチリも積もれば、副業だったらちょっとしたお小遣い稼ぎになる。
始めはプチ稼ぎだって、チリも積もればそれなりの金額になります。子供が小さくてなかなか働きに出られないママにとってはネット環境とPCさえあればちょっとしたお小遣い稼ぎにもなります。
クラウドソーシングを副業として考えている人ならば、例えば好きな旅行の体験を書けば旅行にかかった滞在費ぐらいは十分に稼ぐことも可能ですよ。
実際にフリーライターを本業としてやって行くにはかなりの経験とスキルや努力が必要ですが、ちょっとしたプチ稼ぎならば根気は入りますがちょっとしたお小遣い稼ぎにはなるはず。「チリも積もれば山となる」こうしたクラウドソーシングサービスを、まずは試しに利用してみてはいかがですか?
TEXT/橋詰真紀
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